多肉植物を上手に育てるには

1. 多肉植物の成長期を知ろう ‐ 多肉植物は少なくとも3つのタイプに分類することができます

1)      夏型

 - 成長期:5月~9月

 - 適 温:15°C - 35°C

 - 休眠期:冬

例:アガべ、アロエ、カランコエ

2)      春秋型

 - 成長期:春と秋

 - 適 温:10°C- 25°C

 - 休眠期:冬

例:エケベリア、グラプトペタルム、セダム

3)      冬型

 - 成長期:11月~4月

 - 適 温:5°C- 20°C

 - 休眠期:夏

例:アエオニウム、セネシオ、コノフィツム


2. こまめな水やりは控えて ‐ ただし、水をやる場合はたっぷりとあげてください

1)      乾燥している場合に水やりをします。

2)      水やりのタイミングが分からない場合は、植木鉢の重さで判断できます。水やりの前後で鉢の重さをチェックしてみましょう。水やりのタイミングの目安になります。

3)      水やりをする場合は、植木鉢の中の水と空気を新鮮なものに入れ替えるためにたっぷり水やりをします。

4)      受け皿に水を溜めないようにしましょう。


3. 耐寒性を知ろう

多肉植物のほとんどは、霜が降りたり、凍結するような条件を耐えることはできません。一部の多肉植物、例えばセダムやセンペルビウムの一部は過酷な条件を耐えることはできるでしょう。多肉植物の最低越冬温度は5°Cと言われています。


4. 徒長させないようにするには

ほとんどの多肉植物は、特に成長期にあるときは(私たちと同じように)日光を好みます。できるだけ日照を確保しつつも、直射日光に当たりすぎると一部の多肉植物(および、その他の観葉植物など)は、葉焼けを起こしてしまうので注意が必要です。